2009年4月8日水曜日

EASOLAについて

首都圏の研究者・学生が運営するインフォーマルな(しかしアカデミックな)研究会、EASOLA(Education, Anthropology, and Sociology of Language; 「言語教育学・人類学・社会学」研究会)の概要です。


0.参加資格


  • 参加資格はとくにありません。
  • 参加申し込みも必要ありません。
    • ただし、休日の場合、建物が施錠されていて入れないことがあるので、事前のご連絡をお勧めしています
  • 発表希望者は、寺沢まで事前にご連絡ください。



1.目的

A) 研究発表(学会での口頭発表や論文投稿)の予行練習として(※)
B) 修論や博論など具体的な研究に入る前段階の情報収集・ブレインストーミング
C) 言語教育学・言語社会学に関する情報の共有化

※ 通常の学会発表とは違い、プレゼンテーションに比較的多くの時間が必要な「質的研究」「学説研究」「歴史研究」に十分な発表時間が確保できる
※ 「量的研究」にとっても、学会発表では省略されがちな基本的な部分(被験者のプロフィール、質問紙の回答項目、生データの基本統計量、手法の選択根拠)などについて議論できる


2. 研究会の射程
  • 社会・文化・歴史・権力・教育・認知に関する現象を志向した言語研究
  • 社会言語学、言語社会学、母語/外国語教育研究、識字研究、学説史、言語政策など


3. 発表形態

A) 研究発表(例)
  • 実証研究(計量分析、フィールドワーク、歴史研究、テクスト分析 など)
  • 先行研究のメタ分析
  • イデオロギー分析/思想研究
  • 学説研究(学説史)、理論研究

B) 研究構想発表(例)
  • 修士2年:修論構想について「ご意見募集」
  • 修士1年:卒論の発表、および修士での研究の方向性に関して「ご意見募集」
  • 博士課程生:新たに始動する研究の構想、および先行研究レビュー

C) 書評・文献紹介(例)
  • 紹介したい論文・書籍等の紹介
  • 新刊・話題の本などの書評


4. 開催日時・場所

4.1.開催ペース

  • 2ヶ月に1回程度
  • 発表者がいない場合は休会です。

4.2. 曜日
  • 原則として、土・日・祝(発表者の都合を優先して決めます)

4.3. 場所
  • 原則として、東京大学駒場キャンパス内、どこかの教室
  • (詳細は、随時決定します)


5. ゼミ当日のスケジュール(一例です)

5.1. 研究発表・研究構想発表

  • ・1人持ち時間90分(延長可)
  • 発表:30分~45分
  • 質疑+議論:45分~60分

5.2. 書評・文献紹介
  • 1件につき60分前後
  • 紹介者による要約・問題提起:30分前後
  • 質疑+議論:30分前後


6. 例会までのスケジュール(一例です)
  • 例会1ヶ月前をめどに発表者の決定(いない場合には「休会」)
  • ブログやメーリングリストなどで告知
  • 発表者は2週間前をめどに要旨を提出